環境:八潮と川の今

八潮に流れている川をご存知でしょうか。最も大きい川は、中川。川沿いは、八潮のレジャースポットです。足立区綾瀬の由来となった綾瀬川もあります。これ以外には、伝右川、垳川、大場川、葛西用水、八条用水などが小さい街を包み込むように流れています。川は八潮の歴史上欠かせない存在で、豊かな耕作地の維持、船による物資輸送、染色業の発展に繋がりました。一方で、氾濫により幾度も街が飲み込まれてきました。江戸時代から始まった河川改修により、現在では川に苦しめられることはありません。かつて、雨が降るたびに流れが変わる「あやしの川」は、綾瀬川へ名前を変え、ゆったりと流れています。そんな八潮と川の今を、もう少し詳しく見てみましょう。


今では日本一汚い川


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<都県を隔てる垳川。都側には神明・六木遊歩道が整備されている。>


川の街、八潮。清流に抱かれた美しい街・・・だったらよかったのですが、現実はそういきません。八潮の東側を流れる中川、西側を流れる綾瀬川は、全国ワースト5に入る汚さ。綾瀬川に至っては、1980年から15年連続ワースト1を獲得した実績があります。また、2004年にも再びワースト1を獲得するなど、安定の汚さを維持しています。そこで現在、国や県、民間企業を巻き込んで「綾瀬川ワースト1とことん脱却大作戦」が進行中。異臭を放っていたドブ川の姿は、思い出に変わりつつあります。
中川でも清掃活動が行われています。中川クリーンプロジェクト実行委員会がつくられ、「AQUA SOCIAL FES」が開催されました。中川親水まつりも2010年から行われるようになり、川との新しい関わり方が始まっています。(AQUA SOCIAL FES・中川親水まつり予告pdfファイル)※第4回中川親水まつりは、台風のため中止になりました。


川の活用が進む


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<八潮市街からも近いフラワーパークマリーナ。>


埼玉県の端っこに位置する八潮。東京湾まで18キロと、県内でも海に近い場所です。そこで注目されたのが船の発着場。八潮には、収容隻数167隻と県内最大規模を誇る県営大場川マリーナのほか、中川沿いを中心にマリーナ設備が複数あります。これらは、水上スキーや川釣り、東京湾へのクルーズ拠点として活用されています。また、大場川マリーナは、災害時の舟運輸送拠点としても位置付けられています。


観光名所が乏しい八潮にとって、川は大切な資源です。近年では、観光地を造る動きが活発になっています。現在、八潮の貴重な観光地となっているのが「中川やしおフラワーパーク」です。この公園は1997年、中川の河川敷に開園しました。「八潮を首都圏の桃源郷にしたい」という願いのもと、約13,000平方メートルの敷地に花畑が広がっています。毎年3月から4月にかけて花桃まつりが行われ、多くの人が訪れるようになりました。2012年には、隣接地にフラワーパークマリーナが開設され、観光地化が着実に進行しています。


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<開放的な中川の堤防。>


ノビノビと開放的な中川沿いでは、散歩やジョギングに最適です。河川敷は荒地となっていますが、将来この地に「中川やしお子どもの水辺」が整備されます。中川やしお子どもの水辺とは、子供達が水辺に親しみ、ウオータースポーツや自然体験ができる施設で、水辺の楽校プロジェクトに登録されています。(pdfファイル資料)あわせて、中川沿いの街を船で結ぶ「川の駅」の整備も予定されており、中川の親水公園化が進むことは間違いないでしょう。


最後に、八潮市には市の歌があるのはご存知でしょうか。その名も「川に抱かれて」。作詞・作曲は小椋佳氏で、何気に名曲です。八潮市のホームページからダウンロードできるので、聞いてみてください。


Thank You.





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